世界大戦シュミレート ー Axis & Allies 2
こんにちは、レモンです。
さて、レモンの出荷箱が始まってから6番目の記事。
「世界単線シュミレート ー Axis & Allies」。
そこでは、自分が持っているボードゲームの検証をして、それを書いていました。
少しあらすじを(前の記事を見てくれている人は、飛ばして見てください)。
「Axis」とは枢軸、「Allies」とは連合のことを指す単語であり、
「Axis & Allies」とは、その名の通り第2次世界大戦のボードゲームです。
プレイヤーは枢軸国側と連合国側に別れ、5つの大国(ソビエト、ドイツ、イギリス、日本、アメリカ)を指揮して戦います。
レモンはやったことないですが、5人がそれぞれの大国を指揮して遊ぶのも楽しそうです。
ちなみに、登場する軍隊・設備の種類にも数があり、
兵士・戦車・戦闘機・爆撃機・輸送船・潜水艦・空母・戦艦・対空ミサイル・生産工場がありました。
最近のは、駆逐艦も追加されていたような...。
さて、Axis & Allies、初期配置では枢軸国側の2国がトップレベルなので、最初の国ごとの戦力では枢軸が圧倒しています。
ですが、連合国側は数が多い上に、枢軸は初期配置の時点で多くの国に囲まれています。
特に日本は、陸上でソビエト・中国・インドと接しているので、戦いづらそうです。
マップの端がアメリカなので、ドイツもアメリカの攻撃を受けることになります。
また、それぞれの国には生産力というものがあり、この生産力を消費することで、軍隊を生産することができます。
レモンの持っているゲームでは、生産力は低い順に
ソビエト24,日本25,イギリス30,ドイツ32,アメリカ36となっていて、
合計数で言えば枢軸57対連合90。決して連合国側が不利なわけではないと思います。
普通にやっても第2次世界大戦を感じることができ、
大変面白い Axis & Allies。
ですが、今回、レモンはこのゲームで
実際にはなかった状況が出現したらどうなるか をやってみました。
もちろん、検証は結構時間がかかります。
なので、何日もかけてやっていましたが、
昨日区切りがついたので、それを書いていきます。
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そして、最後に「いまはドイツ版で検証している」と書きました。
そして!
ようやく検証が終了しました!
と、言うわけで、今回は「第2次世界大戦でドイツが孤立無援だったら」の記事です!
*あくまでネタです。
とは言っても、ドイツはこのボードゲームでヨーロッパをほとんど制圧している状況なので、ヴィシー政権の誕生もイタリアの降伏もありません。
1, ドイツが孤立無援で戦ったらどうなるか
さて、まずは何もハンデはなし。
(絶対負けるでしょうけど)ドイツが単独でソビエト・イギリス・日本・アメリカの4大国と戦っていきます。
結果、最初にドイツ軍がスターリングラッド・レーニングラッド・ロンドンを空襲でほぼ壊滅させ、2ターン目にはこれを奪取。
しかし、ソビエトの再反抗/ 日本・アメリカの連合艦隊/ 中国・インド・日本陸軍のスターリングラッド侵攻...と、またたく間に手に入れた領地を奪還されてしまいます。
さらに、ターンが進むにつれノルウェーが陥落し、日本・アメリカ連合艦隊が地中海の制海権を掌握。アフリカの方の領土もイギリスが落とし、ロンドンからはこれでもかってくらいに空襲が続きます。
極めつけは、日本、中国(このゲームではアメリカ)、インド(このゲームではイギリス)、ソビエトの大軍がモスクワに集結していたこと。
これで、またたく間にワルシャワまで落とされました。
. . . . . 知ってた。
でも、正直ここまでボッコボコにされるとは思ってなかった。
てことで、前回もあった、作戦ターイム!
正直、モスクワからの攻撃が強いんです。
あの陸軍の集まりようが尋常じゃない。
ドイツは空軍が多いので、空軍が活躍しやすい海戦だったら多分行けます。
でも、陸戦が難しい。増援が早く来ますから、対応が間に合わないんですよね..。
だから、
作戦その1 早めにモスクワを奪取する
作戦その2 他の場所では攻められるだけ攻めるが、基本守勢。無理な攻撃はしない。
作戦その3 姑息に小さい領土を取っていく。
2, ドイツの生産力がめちゃくちゃ増えたらどうなるか
というわけで(実際にはそんな数ないですが)、ドイツの本土の生産力の合計を50にしました。
バランス崩壊。
これを使って、どんどんこちらの戦力を増やしていきます。
戦線がいくつもできると思うので、一番重要なのは機動力が一番高い空軍。
ふんだんに生産力を使って空軍を増やした後、それを一気に独ソ戦に割り当てます。
相手もそこの防備を固めていますが、こちらの国境の軍と大量の空軍で行けるはず!
結果、スターリングラッド・レーニングラッドに攻め込んだドイツ軍はそこを1ターンで占領。
2ターン目には、ソビエト連邦の首都・モスクワを落としていました。
1ターン目でドイツはモスクワと隣接していないので、多分これが最短記録でしょう。
首都が陥落すると、新しい軍を全く編成できなくなる(生産力が0になる)ので、これで極東方面の軍を倒せばソビエト連邦は陥落です。
早速4大国のうち一角が崩れました...が、
その代償として、東進してしまったので、予定より早く日本・インド・中国の陸軍と接触してしまいました。
とりあえず、こっからモスクワを死守します。
その方法として、まず、防御力抜群の戦闘機を8機(その時の航空戦力の半分)配備して、さらにソビエト戦に使った軍をそのまま配置します。
数が少なくなったとはいえ、兵士6コマ、戦車5コマ!
1,2ターンは大丈夫でしょうが、敵はアジアから際限なく湧いてくるので、さらに対処をします。
このゲームでアフリカはイギリスの領土なので、敵と戦ったとき、イギリスの立て直しができないように生産力から削っていきます。
アフリカでは増援を送ったおかげで有利に戦いを進め、ほとんど制圧したので、アフリカからシリアに軍を上陸させます。
これで、近くにいたイギリス軍を破り、無視できない戦力になったので、実質この軍をイギリス軍と膠着状態にすることができました。
さらに、アメリカ軍の攻撃第一波を壊滅させたので、これでアメリカには結構な打撃を与えました。工場を前線に建設していたおかげで生産力を多く消費し、アメリカは兵力が多くはありません。
残ったのは、アメリカ軍第2波、中国からの日本軍、ソビエトからの日本軍第2波、ソビエト連邦の残党。
後は、もう守るだけ。
決め手に、日本・アメリカ連合艦隊を国内で量産し続けていた戦闘機で包囲・殲滅することができました。
以後、日本はその再編に追われ、侵攻できるほどの生産力を当てられなくなってしまいます。
さて、守りきったところで、こちらが攻勢に転じる番。
まず、嫌と言うほど増やした戦闘機・爆撃機でロンドンなどのイギリス本土を占領。
それで増やした生産力をさらに戦闘機に当て、射程がものすごく伸びて、海戦ではまず負けなくなってきました。
こちらが距離を保ってさえいれば、近づいた途端大量の爆撃機・戦闘機で叩きのめされますからね。
さらに、アフリカに上陸され、半分要塞化された日本・アメリカ・イギリスの陸海軍をなんとか戦闘機で壊滅させ、結果、インドの方から戦線を前進させていき一気に中国まで前進することができました。
そして、モスクワ周辺の日本軍と戦い、勝利。日本を大陸から追い落とします。
西には大艦隊を派遣し、アメリカ本土の半分を占領。
次のターンには激戦を繰り広げた日本も降伏させられました。
...ここで、ゲーム終了。
むちゃくちゃ激戦でした...。
いや戦闘機強すぎじゃない?
3, もしドイツの兵力が2倍だったら
そして、2番でも示しましたが、戦闘機が強いんです。
ドイツは初期配置で戦闘機が多い...
ということは、兵力を増やせば、対抗できるのでは?
というわけで、次は「もし初期配置でドイツの兵力が2倍だったら」。
...結果、前と同じような流れになりました。
違ったのは、最初の方でインドを占領できたので、オーストラリアなどを(つまりその当時の日本の言葉で言うところの大東亜共栄圏)早くに制圧できた点。
その後日本本土を落とし、これで勝てました。
破壊力が高い(単一の国家でもあるから)ので、二正面作戦が強いですね。
さて、結構長くなってしまったので、もう終わりにします。
次回は(多分3,4週間くらい後)アメリカで検証してみたいと思いますので、ぜひそちらも!