太宰治「女生徒」など、読みました!
こんにちは、レモンです。
前の記事で、最近ハマっている本について書いたと思います。
あれがウソになってしまいました。
もともと純文学を読んでいたのですが、
記事を書いた後さらにハマり始めてしまったのです。
*「文豪ストレイドッグス」というアニメの、登場キャラクターに関するネタバレがあります。まだ見ていない人はご注意ください。ちなみにめっちゃ面白いです。
レモンが好きなアニメの中に、「文豪ストレイドッグス」というのがあります。
架空の都市「ヨコハマ」で、キャラクター化された文豪が、
自分たちの作品の名前に由来した「異能力」を使って戦うというストーリーです。
ちなみにレモンが一番好きなキャラは
中原中也 能力名「汚れつちまった悲しみに」です。
バトルっぽいところもあるし、シリアスなところもあるし、実際の文豪と関連したところも多いし...。面白いので、ぜひ見てみてください。
そして、そのなかに登場する「異能力」は、実際の本・詩がもとになっているものがほとんどです。
その影響で、最近読んでいるのは
中原中也「汚れつちまった悲しみに」「サーカス」
フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド「華麗なるギャッビー」
国木田独歩「非凡なる凡人」
エドガー・アラン・ポオ「黒猫」
など、ますます友達に「古い」と言われそうなものばっかりです。
今日は、その中でレモンが読んだ太宰治の本2作について語っていきたいと思います。
「人間失格」は、家族の人もよんでいた記憶があります。ネタバレになるのであまり書きませんが、イメージほど強烈に書かれているわけではなかったのに、不思議なほど怖くなってきました。
でも、その不気味な世界観が面白くて、さっそくブックオフで買いました。
ーが!なんと「人間失格」は家にありました。
レモンの家の人は結構読書好きなので、人間失格が家にある可能性は大いにあったのですが...
しかも、今まで図書館で借りていた本も軒並み家にありました。(泣)
我が家を舐めていたとしか言いようがありません。
お小遣い108円が無駄になってしまいました。
買ったのは本じゃない、ページをめくる楽しみだ、と自分を説得してました。(笑)
そしてその後読んだのが、「女生徒」。
レモンが読み始めたときは文庫本だったので、いくつかの物語を読んだあとで、ようやく「女生徒」に取り掛かりました。
そこで驚いたのが、太宰の文体がものすごく変わっていること。
同じ告白体小説なのに、「人間失格」は暗く陰鬱そうに、「女生徒」は明るく、と見事に分かれていました。
家族から元々それは聞いていたのですが、それでもビビりました。
同じ人間の書く文章ってここまで違うものなんだ......。
と、太宰治の文章力にビビった日でした。他にも、純文学の本をいくつか読んでいきたいと思っています!